利害関係者を可視化する「ステークホルダーマップ」を作ってみた

本稿はJCB Advent Calendar 2023の12月14日の記事です。

はじめに

DXテックG デザインチームの入尾野です。
今回は、プロジェクトの立ち上げ時に「ステークホルダーマップ」を作成してみた事例と得られた効果についてご紹介したいと思います。

ステークホルダーマップとは

ステークホルダーマップとは、サービスやプロジェクトを取り巻く人や組織とその関係性を図式化したものです。プロジェクトに関わる全ての利害関係者を特定し、どのような関係をもって結びついているのか、全体を俯瞰して把握できます。

ステークホルダーマップを作成する目的

プロジェクトの成功に不可欠なのは、関係者が協力し合うことです。
デザインチームはビジネスパートナーであるデザイン制作会社のメンバーと連携してプロジェクトを推進するため、利害関係者全体の状況を理解する必要がありました。
というのも、JCB社員とビジネスパートナーが持つ知識やバックグラウンドに違いがあるため、一体となってプロジェクトに取り組むためには共通の理解が必要だったからです。

作成手順

1. 関係者の特定: 体制図や組織図などをインプットに、プロジェクトに影響を与える可能性のあるすべての関係者を洗い出しました。

2. 関係性の可視化:関係者を特定した後、その関係性を視覚的に把握できるようにしました。プロジェクトの推進者や責任者だけでなく、助言を与える間接的な役割を担う人や部署もプロジェクトメンバーで会話して可視化していったのがポイントです。

3. 関係性の分析: 縦軸に権限、横軸に関心度を置いた四象限に、プロジェクトへの影響力や関心度を評価し、各関係者・部署をプロットして優先順位をつけました。

ステークホルダーマップを作ることで得られた効果

・全体把握: プロジェクトの体制図には存在しないものの、意思決定に影響を及ぼす可能性のある間接的な関与者・部署まで含めて整理したので、プロジェクトの全体像をひと目で把握しやすくなりました。

・コミュニケーション強化: 利害関係者が可視化されたことでJCB社員とビジネスパートナーの間で認識が合わせやすくなり、コミュニケーションが円滑になりました。また、インタビューを実施するとき、誰がインタビュイーとして最適か検討する際にも活用できました。

おわりに

前提知識やバックグラウンドの異なるメンバーが1つのチームとしてプロジェクトを推進する際に、利害関係者とその関係性を可視化し、プロジェクトの全体像を把握するのに、ステークホルダーマップは有益でした。
また、プロジェクトへ新規参画される方がいた場合、プロジェクトの全体像を説明する資料としても便利です。

最後に、JCBでは我々と一緒に働きたいという人材を募集しています。 詳しい募集要項等については採用ページをご覧下さい。


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