本稿はJCB Advent Calendar 2025の12月2日の記事であり、AgileJapan Advent Calendar 202512月3日目の記事です。マルチポストになります。
こんにちは。JCBデジタルソリューション開発部 JCB Link(ジェーシービーリンク)チームでプロダクトオーナーをしている原田です。
同部のMyJCB(マイジェーシーシービー)チームのプロダクトオーナーの竹村さんとともに Agile Japan 2025 - Reboot Japan - に参加してきました。
そんなAgile Japanの今年のテーマReboot Japanとは? 以下、公式からの引用です。
日々アジャイルに取り組もうとしている私たちは、チームや組織、地域やコミュニティの中で常に変化を起こせるはずです。 その影響はまだ小さいかもしれませんが、新しいことに挑戦する1%の人たちと、1%の技術的革新こそが未来を切り拓く原動力。私たち一人ひとりのアクションが、日本をより良く変えていく力になります。 Agile Japanは、そんな変革の火種が集う場所です。ここにいる私たちから、今一度、日本をリブートしていきましょう。
参加した2名はテーマの"Reboot"されたのでしょうか!? それぞれの感想と学び、会場の雰囲気をお届けます!
参加者の感想インタビュー
参加者の情熱にRebootされました(原田)
まず、Agile Japanは他のアジャイル系のイベントに比べると、大手企業や金融系企業の方の割合が高いように感じました。(お話しをした方が偶然そうだっただけかもしれません..。)
Agile Japanに参加したからこそ、多様な方々とこれからの未来をよりよくするための意見交換を行え、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
登壇された方々は皆さま尊いという前提ですが、特にも広義で同じ "金融業界" においてアジャイルに取り組んでいる方々 の講演は、心に刻まれるものがありました。これまでの組織になかった概念を持ち込み、どのように浸透させるのか。社内外の関わる方々を巻き込みながら、プロダクトや組織改善のためにどのような道を辿られたのかが伝わり参考になりました。
人は変化し、成長できる生き物であると同時に、現状維持バイアスが働く生き物でもあります。そのため、変化への適応を前提としているアジャイルの推進は、時に社内での反発を生む恐れもあります。(理解を得られないという表現の方が正しいかもしれません)
そのような前提ある中から仲間を増やしながら前進するのは、地道で大変な活動も多かったとのことです。逆に言えばそのような取り組みが非常に大切だということを改めて認識しました。
当社ではアジャイルスクラム研修を内製化し、私を含めた現場でアジャイルを実践しているメンバーが講師となり、中途入社者や社内異動でアジャイル開発に携わる方を対象とした研修を行なっています。
その中では必ず、DORAが提唱しているFour Keys同様、品質を維持した上で開発速度を上げることは可能である旨。JDEPでもそれを実績ベースで実現できていることをお話しています。これに対して受講者からは、 「アジャイルは速度重視で、品質は良くないと思っていたが、品質と両立できることがわかった。」 という感想をよくいただきます。
お金に関わるプロダクトと向き合っている性質上、社員一人一人の品質へのこだわりが非常に強いことの表れであり、素敵なところだと感じています。その一方で、わからないことや誤解がアジャイルに前向きになれない材料になってしまっているということを痛感します。
日々の開発業務で実績を出しユーザーの方々に価値を届けるとともに、研修や日々のコミュニケーションを通して社内でもアジャイルの輪を広げていけるよう、これからも地道にコツコツ積み重ねていこうと思います。
また、株式会社三菱UFJ銀行さんが講演の中で仰っていた 自分たちが覚醒、変革を起こすことで金融業界にも波及させる。業界や日本をもっと良くしていく。 という旨のお話には熱く胸を打たれました。
実は少し前に、私も同僚と「JCB(JDEP)から金融業界を変えていけたら楽しそうじゃない?いや、よりよく変えるために頑張ろうよ!」という話をしていました。まさか同じような志を持った仲間が業界にいて、出会えたことに感動しました。
知見の広がる学びを得るだけでなく、感動体験もできた神回でした。
会場の熱意に刺激を受け、学びの多いイベントでした(竹村)
久しぶりに「AgileJapan」に参加させていただきました!特に、オフラインでの参加は今回が初めてでした。
会場には、これからAgile導入を検討されている方から、長年アジャイルを実践されている熟練の方まで、本当に多様な方が集まっていました。 講演の合間やネットワーキングパーティでの交流は、まさにオフラインならではの醍醐味ですね。普段はなかなかお会いできない、同じAgileに取り組む方々の生の声を聞くことができました。
特に強く感じたのは、やはり「組織や社内の賛同・理解を得られない」という課題を抱えている方が多いということ。この悩みは、私たちも例外ではありません。そんな中で、「社内勉強会の開催」や「アジャイルコミュニティの輪を少しずつ広げる活動」を通じて、プロジェクトだけでなく組織全体をRebootしようと精力的に活動されている方の話は、私たちもすぐに行動に移すべきだなと強く刺激を受けました。 また、プロジェクト内でDevとデザイナーがお互いの想いの強さゆえに衝突しているという、熱量の高さが伺えるエピソードもありました。役割や立場が異なる中での意見の擦り合わせは難しい課題ですが、各メンバーが熱い想いを持って取り組んでいる証であり、とても良い組織だなと思いながら聞いていました。
各講演も、今の課題に共感できる内容、本質を突くような内容。そして、私たちの視野を大きく広げてくれる内容まで、多岐にわたりました。 私が特に印象に残っているのは、KDDI様と三菱UFJ eスマート証券様の共同講演「金融会社でのアジャイル導入の挑戦〜組織の壁・階層を越えた「対話」が紡いだ変革の軌跡〜」と、レッドジャーニー森實様の講演「あなたのアジャイルがうまくいかない10の理由」です。
前者の講演では、アジャイル変革が進まない理由として、それぞれの立場の「期待や関心ごとの違い」が挙げられ、「対話」の重要性が語られていました。異なる思惑を持つ人たちがお互い納得し進めるのは容易でないと思いますが、着実に改善を進められている姿勢は、同じ金融業界でアジャイルに取り組む私たちも負けてはいられないなと強く思いました。
また、後者の講演は、「確かにそうだよな」とグサッとくるものが多かったです。Agileだからと曖昧になっていた開発の本質部分や、権限・役割の委譲、マインドの持ち方など、確信をつく内容ばかりでした。おそらく多くの参加者に思い当たる部分も多かったはずです。資料も公開されていると思いますので、ぜひご覧になってみてください。
他のどの講演も響く内容ばかりでしたが、紙面の都合上、この辺にしておきます。
今回「AgileJapan」に参加し、学びはもちろん、参加者の熱意で自分自身のモチベーションアップにもつながりました。参加させてくれた会社にも感謝します。 早速、この学びを社内に展開し、組織全体でRebootできるよう、精進してまいります。そして、私たちのサービスとお客様への価値提供に力強く繋げていきたいと思います!
会場の雰囲気をお届け
会場の雰囲気をちょっとだけとお届けします。

ブログ掲載用の写真を撮影していないことを思い出し、唯一それっぽく撮った写真です。 次の機会には計画的に社員も撮影して来ます・・・。

1日目の終わりに開催されたネットワーキングパーティでは、軽食とドリンクをいただきながら沢山の方と交流させていただきました。
おわりに
参加できなかった社員向けの展開もします!
この記事を執筆している時点ではまだ計画段階ですが、参加できなかった社員向けにも、社内でのサテライト上映会や学んできたことの共有会を企画しています。
動画を視聴したり、一方的に共有を聞いて終わりとするのではなく、JDEPや自分たちのチームに学びを取り込むならどうすれば良いのか?という対話型のワークができればと考えています。
こちらは、また別の記事としてご紹介できればと思います。
「採用募集中です!」のお知らせ
最後に、JCBでは我々と一緒に働きたいという人材を募集しています。 詳しい募集要項等については採用ページをご覧下さい。